キャラライブアプリ IRIAM では、サービス開発当初 API サーバーとバッチ処理の実装にサーバーサイド C# を採用していました。現在サービスリリースから4年が経過しており、その間常に新しい機能を開発し続けてきました。そのためバックエンドで動作している API 数は100を軽く超える規模に成長しています。
日々新たな機能を開発する中で、今後の機能拡張やメンテナンス性を考慮して全ての API を Go に置き換える計画が社内で進行し、2年近くの歳月をかけて全ての API とバッチ処理の Go への置き換えに成功しました。
置き換え作業はほぼノーメンテナンスでサービスを止めることなく行われ、現在では全ての API とバッチ処理が Go 言語で実装されたものに置き換わっており、言語置き換えによる大きな障害も起きていません。
本セッションでは C# から Go へのポーティングの進め方や本番へのノーメンテナンスでのデプロイ方法、 Go 言語未経験者が Go 言語を使用してみた感想や言語置き換え時に苦労したこと、Go 言語を採用したことによるメリットなどを紹介します。
大手SI会社を経てスマートフォン向けゲーム業界に転職。新しい分野に挑戦したいと考え2020年よりライブ配信プラットフォームのIRIAMに入社。現在はIRIAMでサーバーサイドの負債返済や配信周りのシステム設計・実装に従事。
2016 年にソーシャルゲーム会社に新卒入社。2018 年に退職し IRIAM に入社。入社後はサーバーサイドエンジニアとして api や管理画面の開発を行なっていて、2022 年からはエンジニアマネージャーとしてメンバーのマネジメントも行っている。