高齢化により世界的に患者の規模が増大していく一方で、良質な医療やケアを提供するための ICT の活用が求められています。様々な ICT の活用方法の中でも、医療現場では今後「コミュニケーション基盤」がとても重要になってくると思われます。それはなぜなのでしょうか?
2022年にDeNAグループに加わった ALLM では、32ヶ国1200医療機関約7万人の緊急医療者が利用するサービス「Join」を中心に、様々な医療現場で必要とされるコミュニケーション基盤の開発とサービス提供を行って来ました。
本セッションでは、世界中の医療機関と連携し技術で医療の未来をリードしてきたアルムの経験を元に、なぜ医療現場で「コミュニケーション基盤」が重要視されているのか、アルムがどのような技術的挑戦を行っているのか、アルム CTO の Luis Loyola がご紹介します。
チリ出身。ラテンアメリカの最も大きな RetailTech 企業 FollowUp Customer Experience の共同創業者、チリの教育テクノロジー会社Eduimpulsaの共同創業者、そして日本の HealthTech ユニコーンである株式会社アルムのCTOおよびラテンアメリカ地域の代表取締役を担う。
テクノロジー業界の複数の会社にエンジェル投資も行っている。日本とドイツで10年以上、通信とコンピュータサイエンスの研究開発分野で経験を積む。無線通信からパケットルーティング、ネットワーキング、コンピュータビジョン、データベースまで幅広い分野で、国際誌や国際会議で60以上の学術論文を発表し、欧米や日本で20以上の特許を取得している。日本やチリの大学で工学コースの常任講師も務めている。