デジタルエンターテインメント事業部ではNFTリテラシー検定というサービスを開発しています。
NFTリテラシー検定は、ユーザーのリテラシーを高めるきっかけとして検定問題を提供し、一定水準をクリアしたアカウントに合格証NFTを付与するサービスです。合格証NFTは他のDappsからも参照でき、例えば他のNFTプロジェクトのAllowlist条件としても使えます。DeNA以外のサービスプロバイダーからも活用され・広まることで、ユーザーが安心してNFTの売買を楽しめる世界、更にはクリプト市場全体の健全化に貢献したいです。
Public Blockchain上のデータは高い透明性があり、リアルタイムで誰からでも参照できます。検定サービスにおいては、他の人の回答が別の人から見えてしまうと容易に不正ができてしまうため、防止の観点でZero-knowledge proof(ZKP、ゼロ知識証明)という技術を活用します。ZKPはオンチェーン上のプライバシー問題や、Blockchainのスケーラビリティ問題解決の糸口として注目されています。
本セッションでは、ZKPを用いた検定サービスの実装について、事例を元に紹介します。